霧島神宮 / 鹿児島

霧島神宮

霧島神宮の由来

霧島とは鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山の一帯の地域を表しています。
鹿児島の中でも温泉があり日本の神話に登場する場所があるなど、パワースポットとして有名な場所です。
特にスピリチュアルスポットとしても知られる「霧島神宮」は、天照大神の孫であるニニギノミコトが降り立ったとされる高千穂と火常峰の間に社殿が造られたのが始まりになるといいます。
年間を通して150万人もの人が参拝しています。
6世紀に創建されたとても歴史ある神宮としても知られ、正徳5年に現在の場所に奉納され、再建されました。

霧島神宮

老杉に囲まれた閑静な参道をまっすぐ進むとニニギノミコトを祀った社殿がでてきます。何度も炎上した過去がありますが、現在の社殿は1715年に島津吉貴が建立されたものになり国の重要文化財にも指定されています。
朱色の迫力のある社殿では伝説の生き物として知られた「獅子」や「獏」などが描かれています。
細部にまでこだわりぬいた社殿をゆっくりと眺めるのもいいですね。
青空の日には社殿の朱色が映えてとても美しいものですよ。

霧島神宮

霧島神宮の特徴

年間100種類以上の祭儀が行われています。
中でも元旦に本殿で奉納される「九面太鼓」は、郷土芸能としても世界中の人たちが見に訪れる、鹿児島を代表するお祭りです。
霧島神宮中には宝物として9つの面があり、「工面がいい」「工面がつく」などのご利益があると考えられています。
そのお守りには商売繁盛や厄除けなどの縁起のいいお祭りとして知られているのです。
また霧島周辺は自然豊かな場所になり、春になれば桜、5月になればつつじの一種であるミヤマキリシマ、秋になると紅葉を楽しむことができます。
緑が生い茂るマイナスイオンたっぷりの霧島神宮はとても神秘的な美しい場所でもあります。

◆霧島神宮の見どころ

霧島神宮

社殿の前にあるお庭には樹齢800年になる樹高35mの「神木の杉」があります。
南九州の杉の先祖とも言われており、迫力満点の杉はパワースポットとしても知られ、生命へのエネルギーや病気の自己回復力の向上、癒やしやリラックスなどの効果が期待できます。
鳥居をくぐって階段を登った場所に「手水舎」があり名大工として知られる岩永三五郎が作った水口として隠れた見どころポイントになっています。
嫌なことや雑念も水に流して清々しい気持ちで境内に進んでいきましょう。
また霧島神宮ならではの七不思議もありますので、ぶらり散歩をしながら霧島の魅力を存分に満喫してみてくださいね。

霧島神宮

旧参道の近くに不思議スポットの「亀石」「風穴」、その少し先に「御手洗川」や「両度川」。
少し離れて「文字岩」。
また「夜中の神楽」「蒔かずの種」と興味津々ですね。

ぜひ一度、不思議に触れてみてください。

霧島神宮の基本情報
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話番号:0995-57-0001
アクセス:R日豊本線霧島神宮駅よりバスで10分

霧島神宮 公式サイト